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船頭を多くして船山に登るの英語
多すぎる料理人は、スープ(出汁)をダメにする
- 船頭を多くして船山に登る
船頭を多くして船山に登るとは、一そうの船に何人も船頭(船長)がいると、船は山に登ってしまうように見当違いの方向に進んでしまうことから、一つの組織などにたくさんのリーダーがいると物事がうまく進まないことを伝えています。
英語では、一つのスープ(出汁)を作るの料理人がたくさんいるとアレコレと違うレシピがあったりする結果、結局まともなスープが出来ないという表現で、日本と伝えたい内容は一致しています。
リーダーは多過ぎると混乱を招き、結果はうまくいかない
また、単に“Too many cooks”だけでも通じます。
broth:ブイヨン、煮汁、出汁
「船頭を多くして船山に登る」の他の英語表現
“Too many cooks spoil the soup.”
多すぎる料理人はスープをダメにする
⇒船頭を多くして船山に登る
一方、これに反することわざとしては、
“Two heads are better than one.”
二人の頭(頭脳)の方が、一人のよりもよい
⇒三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵
英語だと頭の数が一つ減っていますね。