photo by Celestine Chua
時は金なりの英語
時間はお金
- 時間はお金と同じ
- 時は金(かね)なり
時は金なりとは、時間はお金のように大切なものであって、無駄に浪費すべきではないとする戒めです。アメリカ建国の父と呼ばれるベンジャミン・フランクリンの言葉として有名です。100ドル札の肖像画の人ですね。
また、他に時間の貴重さを教える言葉としては、
“Art is long, and life is short.”
技術は長く、人生は短い
⇒少年老い易く、学成り難し があります。
ここでの”art“は、「芸術」でも意味は通りますが、もともとの言葉の由来からは「医術、技術」などの意味で使われるのが本源的のようです。
芸術も技術も、一人の寿命を超えて次の世代に伝えることができるのは同じです。
”time”を使った英語のことわざや表現
“Time flies(like an arrow).”
時間は飛んでいく
⇒光陰矢のごとし
“Time will tell.”
時間は教えてくれる
⇒いまにわかるさ
“Time and tide wait for no man.”
時間と潮の干満は、人を待ってはくれない
⇒歳月人を待たず
“There’s always a nest.”
どんな時も次の機会はある
⇒必ずまたの機会はある
上が慰めの言葉なのに対し、この言葉の真逆の叱咤激励が、
“Seize the fortune by the forelock.”
幸運は前髪でつかめ
⇒幸運の女神には前髪しかない
ローマ神話に伝わる運命の女神、フォルトゥーナに”Fortune”には後ろ髪がなかったそうで、彼女がやってきたときに捕まえるチャンスは、正面からだけの1回だけなんだそうです。
“Opportunity has hair in front, but behind she is bald; if you seize her by the forlock, you may hold her, but if suffered to escape, not Jupiter himself can catch her again.” -ラテン語のことわざ-
チャンス(の女神)は正面の髪を持っている。しかし後ろはハゲだ。なのであなたが彼女を前髪でつかむのであれば、彼女をつかまえられるが、もし逃げられたら、ジュピターですら彼女をつかまえることは二度とできない。