photo by John Ragai
「暖簾に腕押し」の英語
“It is like beating the air.“
それはまるで空気をたたくようなものだ(無駄なことだ)
- ぬかに釘
- 暖簾に腕押し
beat:連打する、たたく
暖簾に腕押しとは、暖簾に腕でいくら押しても手ごたえがないように、相手に何かを行っても、手ごたえや張り合いがないことを意味します。
(“腕押し”は腕相撲の意味とする説もあり。)
「ぬかに釘」もおなじ内容のことわざです。
英語では、上の例文のように”to beat the air “でその無意味さ・空しさを伝えています。
また、”to beat the wind“でも表現することができます。
空気も風も、たたくことは出来ませんので。
「暖簾に腕押し」の他の英語表現
“All is lost that is given to a fool.”
愚か者に与えられるものはみんな無くなる
⇒暖簾に腕押し?
fool:愚か者
「バカには何も与えるな。」
愚かな人に頑張って教えてあげても、それは「暖簾に腕押し」で時間の無駄だということ。
相手に対して、何かを与えたり伝えたりすることの無意味さを説く場合に、この表現でも問題ないですね。