photo by Hartwig HKD
「ああ…飛んでいっちゃう。」
「光陰矢の如し」の英語
「KOUIN YANOGOTOSHI」in Nihongo/japanese
“Time flies.“
時間が飛んでいく
- 光陰矢の如し
光陰矢の如しとは、年月の経つのは矢が飛んでいくように早いので無駄に日々を過ごすべきではないという意味です。
「光」は日を、「陰」は月をそれぞれ表しており、合わせて月日、歳月の意味です。もとは古代中国の詩人、李益(りえき)の詩「遊子吟」に『光陰如箭』として登場しています。
英語の方もだいたい同じ意味ですが、「無駄に日々を過ごすべきではない」というような教訓めいた言葉というよりも、
“Time flies when you’re having fun.”
楽しい時は時間が経つのが早い
というように自分が認識しているよりも時間の経過が早い時に使われます。
「光陰矢の如し」の他の英語表現
“Time flies like an arrow.”
時間は弓矢のように飛ぶ
⇒光陰矢の如し
日本的(中国的)な表現の英訳ですが、あまり使われていません。
“Time and tide wait for no man.”
時と潮の満ち引きは誰も待たない
⇒歳月人を待たず
⇒光陰矢の如し
tide:潮、潮の干満
人生における年月を惜しむというよりは、「時間は待ってくれない」ので何か期日があるようなときは遅れないようにしたほうがいいよ、というときに用いられます。