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「はい、ワタシの言うとおりにして!」
「井の中の蛙大海を知らず」の英語
「INONAKANOKAWAZU TAIKAIWOSHIRAZU」in Nihongo/japanese
“The frog in the well knows nothing of the great ocean.“
井戸の中のカエルは大海のことを知らない
- 井の中の蛙大海を知らず
well:井戸
ocean:太洋、海
井の中の蛙大海を知らずとは、井戸の中に住んでいるカエルがより広い海知らないでいるように、自分の周りの環境がすべてだと思いこんでいるような人の意味です。
「クラスで勉強が1番になった!」
「学校のマラソン大会で1番を取った!」
それはそれで凄いことですが、世の中「上には上がいるもの」。より広い世界を知らずにあんまり自慢ばかりしていると、間抜けなことになりかねないというような、批判的な意味が込められています。
もとは中国の故事で、荘子の「秋水」の中の一節、「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」。
英語もそれに沿って訳されているようです。
なお、これの続きで
「されど空の青さを知る」
というものがありますが、こちらは日本に入ってきたときに後付けされたようです。
「井の中の蛙大海を知らず」の他の英語表現
“a big fish in a small pond”
小さな池の大きな魚
⇒井の中の蛙
“He that stays in the valley shall never get over the hill.”
谷にとどまる人は決して丘を越えられない
⇒井の中の蛙大海を知らず?