photo by Dalvenjah FoxFire
「ども。また来ちゃいました。」
「油を売る」の英語
「ABURAWO URU」in Nihongo/japanese
“shoot the breeze“
そよ風を撃つ
- 油を売る
shoot:撃つ、射る
breeze:そよ風、微風
油を売るとは、江戸時代から使われていた言葉で無駄話などをして時間を潰したり、怠けたりするという意味です。
江戸時代には”油売り”という商売をしていた人達がいました。彼らは奥様方に油を販売するときに、油を柄杓ですくっては相手の枡にそそぐことを何度も繰り返していました。
ところが油は粘度が高いため、作業には時間を要していたことから、長々と世間話や雑談などをして間を繋いでいたことから転じて、このように用いるようになったと言われています。
英語では、たわいないおしゃべりやゴシップなどで時間を潰すことを言います。昔カウボーイが暇なので、銃を風に(空に)向かって撃っている状態です。“shoot the bull”も同様の意味ですが、アメリカの口語的なスラングなので、一般的ではありません。
bull:雄牛
「油を売る」の他の英語表現
“loaf around”
ぶらぶらする
⇒油を売る
loaf:ぶらつく、だらだらする
“to dawdle/idle”
怠ける
⇒油を売る
dawdle:時間を浪費する、ぶらぶら歩く
idle:活動していない、遊んでいる
つまり、だらだらと生産性のないことを行っているということですね。