photo by Teddy Kwok
青天の霹靂(へきれき)の英語
” A bolt out of the blue.”
青空からの電光(稲妻)
- 藪から棒
- 晴天の霹靂
青天の霹靂とは、雲一つない澄んだ青空なのに、突然雷が鳴ること(霹靂)です。通常、雲がなければ雷は発生しませんので、ありえないような驚くべきことが起っている時に用いられます。なお「晴天」ではなく、「青天」が正しい漢字です。
英語の使い方も似ていますが、こちらは雷鳴(霹靂)よりももっと直接的に”bolt”で雷事態を表しています。
(電圧を表す英語の”volt”ではないので注意しましょう。)
また、慣用句として
“Out of the blue” だけを用いると、「突然に」という意味があります。これは映画などを見ていると、口語でもよく使われているのが分かります。
「青天の霹靂(へきれき)」の他の英語表現
“A bolt from the blue.”
青空からの雷
⇒晴天の霹靂
ちなみに日本語で青色のイメージは若々しく、明るいニュアンスで使用されますが、英語の場合は、真逆なイメージのことが多いです。
日本語でも、
「今日はちょっとブルーな気分だよ」と言ったりもしますね。
また、日本では安全なサインを「青信号」と呼ぶのに対し、英語では”green light“なので、信号を説明するのに「ブルーライト」と言っても理解されません。
言われてみれば確かに、青ではなく緑色ですよね。なぜ、日本だけ青色と呼ぶのかと調べてみましたが、理由には諸説あるようのでよく分かりませんでした。