photo by Celestine Chua
敵を知り、自分自身を知るならば
百の戦の結果も恐れる必要はない。
「彼を知り、己を知れば百戦殆うからず」
-孫子-
「油断大敵」の英語
“Security is the greatest enemy.“
安心(と思うことが)もっとも厄介な敵だ
- 油断大敵
security:安心、安全
enemy:敵
油断大敵とは、安心して注意を怠ると思わぬ失敗に結びつくことから、気をつけるべきであるという戒めの意味です。
「油断する」という自分自身の心のありようこそが、”最大の敵”になりうるということを伝えています。
スポーツなどの競技においても、格下だからと言って手を抜いていると、挑戦者としてがむしゃらに頑張る相手に負けてしまうことがよくあります。
本来、勝てる実力があるのであれば、最後の敵は、自分自身となります。
英語では、「安心だ」と思うことこそが最大の敵であると伝えていることから、ほぼ同じ意味になりますね。
「油断大敵」の他の英語表現
“Don’t be so careless.”
そんなに不注意になるなよ
⇒油断大敵だよ
口語でのアドバイス調です。
“the danger of overconfidence”
過信の危険性
⇒油断大敵
自信があり過ぎる人を戒める言葉としては、こちらの表現の方が適切かもしれません。