photo by Richard Walker
去る者は日々に疎しの英語
視界からいなくなると、心からもいなくなる
- 去るものは日々に疎し
去る者は日々に疎しとは、どんなに親しかった人でも亡くなってしまったり、疎遠になった人は、月日が経てば経つほど忘れられていくという意味で、中国の故事から来ています。
英語でも同様の表現がこの“Out of sight, out of mind.”になりますが、最近はフェイスブックやLINEなどSNS(ソーシャルネットワークサービス)などの発達によって、疎遠になったぐらいでは、必ずしも忘れられてしまうわけではなくなっているかもしれません。
「去るものは日々に疎し」の他の英語表現
“Long absent, soon forgotten.”
長く不在でいると、(他人から)すぐに忘れられる
⇒去る者は日々に疎し
“Seldom seen, soon forgotten.”
まれにしか姿を現さないと、すぐに忘れられる
⇒去るものは日々に疎し
また同様に「疎遠な人」との関係を表す他の表現としては
“Better a neighbor nearby than a brother far away.”
遠くの兄弟より、近くの隣人
⇒遠くの親類より、近くの他人
というのもあります。