photo by Dan Taylor-Watt
「2020年のニッポンの切り札!」
「伝家の宝刀」の英語
「DENKANO HOUTOU」in Nihongo/japanese
“To play one’s trump card“
切り札を出す
- 伝家の宝刀(を抜く)
trump (card):切り札、奥の手
伝家の宝刀とは、先祖代々伝わる宝物のような名刀のこと。普段は表に出されることなく大切にしまってありますが、”いざ”という時にはすべてを覆すような威力を持っているはずです。
さらに「伝家の宝刀を抜く」と言えば、実際にアクションに移すタイミングとなります。
英語では、cards(日本語のトランプ)において切り札となる札のことを”トランプ”と言います。日本語でトランプと言う意味とはちょっと違いますね。
「伝家の宝刀」の他の英語表現
“to use special trick”
特別なトリックを使う
⇒伝家の宝刀を抜く
普段通りではないから、”Special”なのです。
つまり、奥の手。
“one’s last resort”
最後の頼みの綱
⇒伝家の宝刀
resort:頼みの綱、行楽地
よく聞く表現です。
“ace in the hole”
穴の中のエース
⇒伝家の宝刀
元はスタッドポーカーに由来する言葉で、”hole”は伏せて配られて最後の時までみせることにない札”hole card”の意味なのだそうです。
19世紀のアメリカにおいてこのフレーズは、「隠し持たれた武器」を表現するためによく使われており、1920年代に入ってからのちに、「驚くべきアドバンテージや影響力」を表現する暗喩として用いられるようになりました。