photo by David Morris
「紙と虎(ネコ科代理)」
「張り子の虎」の英語
「HARIKONO TORA」in Nihongo/japanese
“Paper tiger“
紙の虎
- こけおどし
- 張り子の虎
張り子の虎とは、紙でできた虎のおもちゃのように見かけは虎でも、ほんとうの実力はないという意味です。
「張り子の虎」は、虎の形をしていて首の部分がゆらゆらと動くおもちゃです。虚勢を張ったり、見掛け倒しの人などのことを馬鹿にして用いられることわざになります。
英語の方は中国語で「張り子の虎」を意味する「紙老虎」の英語訳で、日本での意味ともまったく同じです。西洋でこの言葉が有名になったのは、中国の毛沢東がとくにアメリカ政府を指してこのような発言をしたことがきっかけです。
“tiger”を用いた英語表現
“blind tiger”
(米・禁酒法時代の)もぐりの酒場
“The tiger(leopard) cannot change its stripes.”
虎(レオパルド)は自分の縞模様を変えることはできない
⇒「三つ子の魂百まで」に似てはいますが、ニュアンスは異なります。
“have a tiger by the tail”
虎のしっぽを捕まえている
⇒困難な状況にいる、危うい状態にある
離すに離せない絶体絶命の状態です。