photo by JD Hancock
「それは、どっちもどっちな対決」
「狐と狸の化かし合い」の英語
「 Kitsuneto tanukino bakashiai」in Nihongo/japanese
” to outsmart each other“
お互いに裏をかくこと
- 狐と狸の化かし合い
outsmart:知恵で出し抜く、裏をかく
狐と狸の化かし合いとは、お互いに悪知恵が働くもの同志が騙し合うという意味です。日本においてキツネとタヌキは、昔話でもよく「人々をだます」お話が伝えられています。
動物としては、あたかも人間のように賢く、時には人に化けて村人をからかったりするほどの知性と妖術を持つ生き物として、日本各地で語られています。
とくに狐は、”九尾のキツネ”などの妖怪や、”お稲荷様”などの「神の使い」として描かれていることも多く、人知を超えた存在として恐れられるとともに、敬われてもいました。
一方で英語の方は、”outsmart”で他より知恵において抜きんでようとすることを指しています。同様に”outfox”でも同じ意味になることから、日本と同様に英語圏でもキツネは「賢い生き物」として見られていたのが分かりますね。
「狐と狸の化かし合い」に似た英語表現
” to outfox each other “
お互いに裏をかく
outfox:出し抜く、裏をかく
ある意味こちらの方が、日本のことわざ「キツネとタヌキの化かし合い」をイメージしやすい英語表現かもしれません。