photo by Simon Matzinger
「豊かさとは心の余裕のことです。」
「貧乏暇なし」の英語
「BINBOU HIMANASHI」in Nihongo/japanese
“No rest for the wicked.“
悪しき者に暇はない
- 貧乏暇なし
the wicked:よこしまな人、悪しき人
貧乏暇なしとは、貧乏をしていると生活するための仕事などに追われて時間の余裕がないという意味です。忙しく働いてはいるものの、稼いだお金を貯金や投資などに回すことなく日々のの生活費に消えていく自転車操業。
「忙しいのはいいこと」
と言われたりもしますが、やはり”余裕“のあるなしで心情的には大きく異なります。
でも、
「いや~うちなんて貧乏ヒマなしですから。」
なんて謙遜としても使っている人も多く、普段は質素な暮らしの億万長者さんももいるので簡単に他人は評価できません。
英語の方はもとは聖書に由来する言葉で、“no peace for the wicked”「罪深き者に平和訪れず」というのだそうです。
つまり、普段の行いが悪いから平和が来ないというなかななシリアスな意味ですが、最近ではおどけた意味で用いられ、日本語の「貧乏暇なし」と近い感覚で使用されています。
「貧乏暇なし」の他の英語表現
“A poor man has no time to spare.”
貧しいものは空き時間がない
⇒貧乏暇なし
最近ではお金持ちをあえて目指さない生き方、ほどほどのお金と十分な余暇で生きるスローライフという考え方もあります。