まかぬ種は生えぬの英語
痛みなければ、得るものなし
- 苦は楽の種
- 労なくして益なし
- 骨折りなければ利益なし
- まかぬ種は生えぬ
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
よく使われる英語表現なので、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
とくにスポーツ選手などがよく使うフレーズだそうです。
楽して手に入るなら幸運ですが、運頼みで手に入れた利益は、”Easy come, easy go“になりやすいものです。しっかりと自分の満足のいく成果を得るには、それに見合う苦労(努力)をする必要があるということを伝えています。
まかぬ種は生えぬの他の英語表現
“No pains, no gains.” ”No gain, without pain.”
sがつくこともあります。 こんな風にも表現されます。
これらのバリエーションもよく聞いたことがあるので、覚えておくと便利でしょう。
以下はその他の似たような英語表現です。
“No effort, no result.”
努力なければ、結果なし
“No guts, no glory.”
勇気なければ、栄光なし
“No cross, no crown.”
十字架なければ、王冠なし
・艱難なくして栄光なし
3つ目だけ少し分かりにくいので解説が必要ですが、これはキリスト教のいわゆる十字架、を元にした言葉のようです。苦しみのシンボルである十字架を背負う行為(困難)がなければ、王冠という栄冠はつかめないものという意味です。
No pain, no pain. よりは大げさな表現になりますね。
この言葉を有名にしたのは、17世紀のウィリアム・ペンというイギリス人で、書いた本のタイトルがそのままこの言葉だったそうです。