『風の谷のナウシカ』北米版を勝手に評価
- 中級者におすすめ
- ストーリーがおなじみなので、英語表現もイメージしやすい
- 名セリフが多いので楽しく学習できる
- セリフがハッキリしていてリスニングしやすい
- 物語の時代背景(腐海の森・火の7日間・トルメキアとドルクとの戦争)など少し難しい英語もあるので、手ごたえあり
内容
ジブリの名作、風の谷のナウシカで英語学習するのはどうでしょうか?
ストーリーの内容についてはいまさら説明はしませんが、このアニメが初めて映画として封切られたのが1984年のこと。今からもう、30年前の作品なんですね。
このアニメの特徴は、子供の頃に観るのと大人になってから見る感想がかなり異なる点です。
作品全体に流れる叙事詩のような、どこか神話か民話を垣間見ているような不思議な空気感は大人になるにつれてもっと、政治とか汚染などの生々しい問題を含んだ物語であったことに気がつきます。
1年に1回ぐらい観ても、毎年色あせていない世界観はさすがです。
どんなにお気に入りのディズニーアニメでも、3回も観たら飽きます。
どうせ毎年観るなら、英語も入っているブルーレイを買ってしまうのはどうでしょうか?
お気に入りの名セリフを英語で学べるし、北米版ブルーレイなら、英語字幕が2種類あり、会話とほぼ完全一致した字幕で、聞き取れなかったセリフもさかのぼって見直すことができますよ。
劇団員がセリフを覚えるように、一人で二役・三役をやって、英語セリフで物語を語る練習方法はおすすめです。最初は観ながらのリピーティング・シャドウィングになりますが。
推奨英語レベル
高校生~大学生レベル
(ナウシカ:16歳、アスベル:16歳 クシャナ:25歳 ユパ:45歳)
費用
北米版 3,000円前後。安い! 日本語版は4,000円(中古)~5,400円(新品)
コメント
いまさらながら、日本人なら誰もが知っている名作アニメの一つです。
しかしながら、「ジブリアニメなんて何が良いのかわからん。」
という人もたまにいるので、もともとの原作アニメ(または原作漫画)が好きでない人には、この”Nausicaa of the Valley of the Wind”北米版ブルーレイ、での学習方法もおすすめしません。
「いやだいやだ」と思っている教科書での勉強なんて、まったく身に入らないように、まったく楽しめないコンテンツで英語学習することは、効率的ではありません。
興味を持って勉強する。
これが、一番の学習の基本であり、王道ですから。
英会話も同じで、「自分も話せるようになりたい!」
という思いをずっと持ち続け、なおかつ他人が”努力”と呼ぶ、あなたの人生の時間を、正しい方向性(学習方法)で、数年単位で継続することが出来るのであれば、誰でもきっと話せるようになると今では思っています。
本気で、早く話せるようになりたければ、まずナウシカの英語を全部暗唱できるようにしてみたらどうでしょう?だって頭の中に、ストーリーは入っているのでやりやすいはずですよ。
規格
北米版
- ブルーレイ/DVDのコンボ+ボーナスDVD(合計3枚入り)
- (DVDはリージョン1対応で、日本のプレイヤーで再生不可)
- 選べる言語は、英語、フランス語、日本語
- 耳が不自由な人用の英語字幕(クローズドキャプション)あり
日本語版
- ブルーレイのみ
- 選べる言語は、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語。
- 絵コンテ、アフレコ台本などの特典あり。
北米版より、こちらの方がずいぶん高いです。
ブルーレイをお持ちの方は、北米版の方がかなり割安。
風の谷のナウシカのその後
「風の谷のナウシカのその後」を知っていますか?
意外と知られていないアニメ風の谷のナウシカの、その後のお話。原作は宮崎駿監督手書きの漫画だったんですよね。
始めてこの本を読んだ時は、驚愕してしまいました。なんと、アニメのストーリーは2巻までのお話だったのです!その後の世界が7巻まであるじゃないですか!
それはもう、むさぼるようにnon-stopで読んでしまいましたよ。
(厳密には少しストーリーが違っていますが。)
「オームはなぜ生まれたのか。」
「そもそも、オームとは何なのか。腐海とは何か。」
そして、
「風の谷のナウシカの本当の結末とは?」
その答えが知りたい人は、是非読んでみて下さい。
僕はあの名作アニメよりも、こちらの方が好きになってしまいましたよ。
【英語版はコチラ】
Nausicaae of the Valley of the Wind Box Set