photo by Paul Stevenson
同病相あわれむの英語
悲惨さは仲間を好む
- 同病相あわれむ
同病相あわれむとは、同じ病気にかかった人はお互いの苦しみや悲しみを理解できるように、同じ境遇にいる人同士では理解しあうものだという意味です。
英語では、不幸な人達というものは同じような問題を抱える人たちと境遇を分かちあいたくなるものだと言っています。
「大変だ」「つらい」ことは、人生オールハッピー、お気楽極楽に過ごしている人には伝えづらいものですが、自分と同じような境遇の人には安心して苦労話をしやすいという人間の真理が表れています。
misery:みじめさ、悲惨な状態、窮乏
「同病相あわれむ」の他の英語表現
“Fellow sufferes sympathize with each other.”
被害者仲間はお互いに同情しあう
⇒同病相あわれむ
※ただしフレーズやことわざのように用いられているわけではないようです。
また、似ていることわざで「類は友を呼ぶ」がありますが、こちらは「不幸」や「悲惨さ」などネガティブな要素のみでなく、ポジティブな場合も含め、単純に同種類のものの傾向を示しているだけなので、ニュアンスは異なります。
“Birds of a feather flock together.”
同種の羽の鳥は、共に群らがる
⇒類は友を呼ぶ