photo by Ana Librillana
「君がいるから僕もタンゴを踊れる」
「喧嘩両成敗」の英語
「 KENKA RYOUSEIBAI 」in Nihongo/japanese
” It takes two to tango.“
タンゴを踊るには二人必要だ
- 両者に責任あり
- どっちもどっち
- 喧嘩両成敗
tango:タンゴ
喧嘩両成敗とは、ケンカをするものはその理由に関わらず両者とも罰せられるという意味です。日本の戦国時代の大名が、領国内を治めるにあたり掟(分国法)として、暴力による私闘を禁じるために用いられたりしていました。
現在では、ケンカをするものは「どっちもどっちだ」のようなシチュエーションで使われていますね。
英語の方では、ケンカがある時によく用いられることわざで、両者に責任があるのに一方だけが非難を受けている状況などで、仲裁役の人がなだめる場面でつぶやく言葉です。
“タンゴ”は一人では踊れないように、二人で関わった問題というものは、二人とも責任があるはずだという意味になります。なので、「どっちもどっちだ」ということになり、「喧嘩両成敗」へと繋がっています。
「喧嘩両成敗」に似た英語表現
“It takes two to make a quarrel.”
口喧嘩をするには二人必要
⇒喧嘩両成敗
make a quarrel:口論する、口喧嘩をする
『もう一方が、我慢できないからこそ口喧嘩になる』という理屈ですね。
言い返したら同類。