photo by Yumi Kimura
「見えるものがすべてではないらしい。」
「桃栗三年柿八年」の英語
「 MOMOKURISANNEN KAKIHACHINEN 」in Nihongo/japanese
” it often takes time to bear the fruit of one’s actions .“
人の行動が果実として実になるのは、しばしば時間がかかる
- 桃栗三年柿八年
bear:出産する、実をつける
桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)とは、桃や栗は、種から芽が出て木となりやがて実がなるまでに3年の月日を要し、柿に至っては8年もかかるという意味です。
また、その月日の長さを例にして、何かを成し遂げたり成果が出るまでには、とても長い年月がかかるということの、たとえに用いられたりもします。
英語では、桃や栗または柿の成長する特性については触れていません。
人が物事を成し遂げることの難しさというものを、木に果実がなるまでの時間的経過と結び付けて表現をしています。
なお英語にこのようなフレーズがあるわけではなく、日本の「桃栗…」のことわざを説明するときに用いられるような英文です。
ちなみに桃は英語で、”peach”
栗は“chestnut”
柿は、“persimmon” です。
よくある間違いとして、栗は「マロン」ではありませんのでご注意を。
(“marron”はフランス語です。)
「桃栗三年柿八年」に似た英語表現
「長い年月を耐え忍ぶことの尊さ」を第一に伝えたいのであれば、場面によっては以下のような表現でも通じることでしょう。
“Persistence pays off.”
継続は力なり
“Slow and steady wins the race.”
努力に勝る天才なし