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なにかを治そうしたり、
変えようと思うことはやめよう。
ただ放っておく。
-イヤンラ・ヴァンザント(米のスピリチュアリスト)-
「壊れてないものは直すな」の英語
「KOWARETEINAIMONOWA NAOSUNA 」in Nihongo/japanese
“If it ain’t broke, don’t fix it. “
壊れてないなら直すな
- 壊れてないものは直すな
ain’t:am not/is not/are not/have not/has notの短縮形
壊れてないものは直すな とは、そのままで正常に動くものに、改良をしようと手をくわえることは間違いであるという意味です。
より良い方法などを追及し、改善していくのはよいことですが、そもそもの基本がわかっていないのにいじくりまわした結果、以前よりもパフォーマンスが悪化しては意味がありません。
腕時計の秒針が遅れ始めたからと言って、下手に素人が手を出すと壊してしまうことになります。治すなら「本気で」行わないといけません。
なお、英語例のbrokeは文法的には間違っていて、正しくは
“if it’s not broken, don’t fix it.”
ですが、スラングではよく例文のように語られます。
さらにain’t も口語でよく使われる否定のスラングです。
ain’tを用いると、
“I ain’t go nowhere.”
「俺はどこにもいかねぇーよ。」
と、ボビー・オロゴン風のぶっきらぼうな感じになりますので、注意しましょう。
また、この文の例だと二重否定にもなっているので、文法的にはnowhere は誤りでanywhereですが、口語ではこのように話されます。
この辺はあまり細かく考え過ぎずに、”行かないこと”を強調するために否定を二回使っているのかな、ぐらいに考えておくほうがよいでしょう。
【壊れていないものものは直すな】の他の英語表現
“Don’t fix what is not broken.”
壊れていないものを直してはいけない。
⇒壊れていないものは直すな
内容はまったく同じです。
コメント
>なお、英語例のbrokeは文法的には間違っていて、正しくは
>“if it’s not broke, don’t fix it.”
ん?
brokeは間違っていて正しくはbroke???
どちらもbrokeになっているようですが…
ジンジャーさん
ありがとうございます。
修正しました!