photo by Mattia Merlo
人は見かけによらずの英語
本のカバーで本を判断すべからず
- 人は見かけによらず
人は見かけによらずとは、外見で人を判断すると、正しい判断をあやまりやすいという意味です。最近よくある話としては、一見すると清純そうに見えた国民的アイドルのスキャンダラスな写真が流出した時など、ファンにとってはそのギャップにショックを受けたりするものです。
その状態がまさに、「人は見かけによらず」ですが、英語のことわざの方では、人だけでなく、物事の判断にも広く適用されています。
例えば最初はつまらなそうな本に思えても、読んでみるととても面白い世界が広がっていたりすることがありますよね。逆に面白そうに見えた映画が、実際はとてもつまらなかったり、美味しそうに見える料理が食べてみたらまずかったり。
物事の価値は外見だけで判断すべきでないと日本のことわざより広い意味になっています。
その他に似たような英語の表現としては、
“All that glitters is not gold.”
光るものは必ずしも金ではない
があります。
これも外見のみで物事を判断すべきでないという戒めになりますね。
“book”を用いた英語のことわざや表現など
“A book that is shut is but a block.”
閉じられた本は塊でしかない
⇒宝の持ち腐れ
“Books and friends should be few but good.”
本と友人は少数でよいものにすべき
⇒書籍と友人はよいものを少し持つのがいい
“Years know more than books.”
年齢は書籍よりも多くを知る
⇒亀の甲より年の功
“In a good book the best is between the lines.”
良い本における最もよい部分という者は、行間にある
–スウェーデンのことわざ–
“I cannot live without books.”
-トーマス・ジェファーソン-