photo by Chad Sparkes
「でかいことはいいことだって聞いてたのに…」
「うどの大木」の英語
「UDONO TAIBOKU」in Nihongo/japanese
“Great trees are good for nothing but shade.“
大きな木々は、日陰以外には役にたたない
- うどの大木
nothing but:~しか、only
shade:陰、日陰、シェード
うどの大木 とは、ずうたいばかりが大きく見かけは立派でも、役立たずであるという意味です。「ウド」とはウコギ科タラノキ属の多年草のことで、春に芽吹いた小さい頃には山菜として食べることが出来ます。
ところがウドは時期を過ぎると2~3mにまで成長し、木材としても食用としても適さなくなることから「見かけは立派なのに、何の役にもたたない」例えとして用いられるようになりました。
※ウドは樹木ではなく、草の一種なので「大木」という表現は厳密には誤りです。
英語では、単に「大きな木」を使って表現しています。
ちなみにウドの学術名は、Aralia cordata。日本以外では中国や韓国あたりにしか生えていない草のようで、英語で適切な言葉が無いようです。なので、”Japanese Udo”とか、 ”Japanese spikenard”のように表現するのがよいようです。
spikenard:カンショウ、オミナエシ科の植物
それでも、
“What? Japanese Udon?”
のような会話が繰り広げられそうですけれど。
「うどの大木」の他の英語表現
“a big useless fellow”
でかくて役に立たない奴
⇒うどの大木
たんなる悪口ですね。
“a big good-for-nothing fellow”
でかくて役に立たない奴
⇒ウドの大木
good-for-nothing:役に立たない
こちらもたんなる悪口です。