photo by Hernán Piñera
果報は寝て待ての英語
向こうの芝生は、常に(こちらのより)緑が濃い
- 待てば海路の日和あり
- 果報は寝て待て
果報は寝て待てとは、何かに対して努力をしたならば、あとの「良い知らせ」は焦らず、寝てしまうぐらいの気持ちで、こだわらず時機を待つの方が良いという意味です。
確かに結果が来るまでわからない場合、ただ心配してオロオロしていることは、まったく時間の無駄ですよね。もともとこの果報の意味は、仏教の言葉で前世で行った行為の結果、現世で受ける報いという意味から来ています。
でも前世の行為と言われても、必ずしも「良い知らせ」かどうかは我々にはわからないはずなのですよね。なので現代では、「良い知らせ」を期待して努力した後の結果というように、どちらかと言えば「良い知らせ」になることを願った結果の報告として、使われていることわざのようです。
一方で英語では、焦ってじたばたするよりも”待つ“ことの必要さを伝えています。
「果報は寝て待て」の他の英語表現
“Everything comes to those who wait.”
万事は待ち人にやってくる
⇒待てば海路の日和(ひより)あり
⇒果報は寝て待て