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「鳥が急いでいる…何かあるに違いない」
「疑心暗鬼」の英語
「GISHIN ANKI」in Nihongo/japanese
“Fear and doubt“
恐れと疑い
- 疑心暗鬼
疑心暗鬼とは、疑いの心があると暗闇には悪霊が潜んでいると思ってしまうように、なんでもないことでおびえたり怖いと感じてしまうという意味です。
いったん疑いの気持ちがあると、暗闇に本当はいるはずのない妄想の幽霊もみずから想像し、すべてが悪い物事であるかのような気がしてしまいます。
不必要な「恐怖」は、慎重であるというよりも何かとマイナスになりますよね。
英語の方は、端的に恐れと疑念の心を表しています。「恐れ」は時に、心の推進エネルギーにもなりますが、「疑念」に立ち止まっているばかりでは解決はしないので、そこからどのように行動するかは個人個人で試されることでしょう。
「疑心暗鬼」の他の英語表現
“Suspicion will raise bogies.”
疑いは悪霊を引き起こす
⇒疑心暗鬼
suspicion:疑い
bogies:悪霊
“Doubts beget doubts.”
疑念が疑念を生む
⇒疑心暗鬼
beget:引き起こす、生じさせる
いったん疑いだすと、雪だるまが坂道を転がり落ちるようにすべてが疑わしく膨らんでいきます。このことはsnowball effect(雪だるま現象)と表現ができますね。