photo by Andy Arthur
「私という環境は、履いてみないとわからない」
「その身にならずに人を裁くな」の英語
「 Sonohitonomininarazuni hitowo sabakuna」in Nihongo/japanese
” Don’t judge a man until you have walked a mile in his boots.“
その人のブーツを履いて1マイル歩いてみるまで人を批判するな
- その身にならずに人を裁くな
その身にならずに人を裁くなとは、その人なりの立場・視点を想像せずに他人を批判すべきではない、という意味の英語表現です。
“ブーツ”というものをその人の身分や立場、経済的・家庭などといった現在の状況に見立て、もし「あなたが、いまあの人の立場だったら…」という仮定を、その人の『ブーツを履く』と比喩している英語特有の表現です。
また、ブーツではなく、
“You can’t really know a man until you walk a mile in his shoes.”
のように、“in one’s shoes”でも同じ表現で、
『その人の立場・境遇に身をおく』という仮定表現でよく用いられています。
たとえば、批判・嘲笑の対象となってしまうような相手が、「なぜ今の境遇となってしまったのか?」という視点を想像することなしに、正しい評価は下せないということですね。
「その身にならずに人を裁くな」に似た英語表現
“Don’t judge a man until you have walked two moons in his moccasins.”
-シャノン・クリーチ(米国の児童文学作家)-
two moons:2月分(?)の文学的表現・邦訳は「めぐりめぐる月」
moccasins:モカシン(ネイティブインディアンの皮の靴)
“in his moccasin”も“in his shoes”と同じ意味です。
“Don’t judge a book by its cover.”
ほんのカバーで本の内容を判断すべからず
→人は見かけによらず