photo by D Coetzee
「そして馬もいなくなった…」
「盗人を見て縄をなう」の英語
「NUSUTTOWOMITE NAWAWONAU」in Nihongo/japanese
“Closing/Shutting the stable door after the horse has bolted.“
馬が飛び出していった後で馬小屋の扉を閉める
- 盗人を見て縄をなう
stable-door:馬小屋の扉
bolt:(驚いて)急に飛び出す、駆け出す
盗人を見て縄をなうとは、泥棒を捕まえてから(手錠用の)縄を作ろうとする段取りの悪さを戒める言葉で、なにか物事が起こってから準備をしても遅すぎるという意味です。「どろなわ」とも言いますね。
昔は手錠がなく、代わりに犯罪者を縛るためには縄が使用されていました。時代劇などで下手人を縛るために使われているのを見たことがあるかと思います。
英語では、すでに何か悪いことが起きてしまった後で、それを食い止めるためのアクションをを取ろうとすることです。当然、時すでに遅し。なにやってんの、ということになります。
また、“bolted”の代わりに“escaped”でも同じ意味です。
「盗人を見て縄をなう」の他の英語表現
“Close the barn door after the horse has bolted.”
馬が飛び出した後で納屋の戸を閉める
⇒盗人を見て縄をなう
「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、何か仕事を進めるうえでは段取りが8分(8割)成功か失敗かを決するといわれています。要は、下準備が重要だということ。
日ごろから、未来志向で今何をなすべきかを考えて生きよということなのでしょう。