photo by Maria A
「俺の水はお前のみず、お前の水は俺のみず。」
「立つ鳥跡を濁さず」の英語
「 Tatsutori atowo nigosazu」in Nihongo/japanese
” Cast no dirt into the well that gives you water.“
あなたに水をくれる井戸には土を投げ込むな
- 立つ鳥跡を濁さず
cast:投げる
dirt:土、泥
well:井戸
立つ鳥跡を濁さずとは、池などの水辺から飛び立つ鳥が水を濁さないように、立ち去る者はあとが見苦しくならないように配慮するべきだという意味です。
逆に、カラスのような鳥が嫌われるのは、餌場を汚く荒らして飛び立ち、後の惨状のあまりのひどさにカラス自身の品格も同一視されるからです。
英語の方では、巡り巡っては自分の環境を悪化させるようなことはするなという意味の表現です。
「他人が見ている、見ていない」という基準ではなく、すべての自分の『行い』が、数々の縁を通じ、自分に跳ね返ってくる『結末』との因果関係を考えさせるような内容となっています。
「立つ鳥跡を濁さず」に似た英語表現
” It’s an ill bird that fouls its own nest “
みずからの巣を汚すのは悪い鳥
ill:悪い、邪悪な
foul:よごす、けがす
愚かで恥知らずの人という者は、自らの周りの環境をも悪化させてしまうものなのだそうですよ。