photo by Ronnie Macdonald
「まな板の鯉」の英語
“Carp on the cutting board.“
まな板の上の鯉
- まな板の鯉
carp:鯉
cutting board:まな板
まな板の鯉とは、水から引き揚げられ調理前の「まな板の上の鯉」のように、その後の運命が相手にゆだねられ、絶体絶命”in a desperate situation“にある状態を意味しています。
desperate:絶望的な、自暴自棄の
頑張って飛び跳ねて、運よくまな板から逃れても水気の無い床に落ちるだけ。
「ええーい。もうどうにでもなれ!」
「あぁ、もう駄目だ!」と目をつぶり、
残念ながら抵抗する余地はなさそうで、もう観念して運命やその場の状況に身を任せるしかない状態の時に用いられます。
また、「まな板」は、”cutting board“の代わりに”chopping board“でも同じ意味となります。
英語は日本のことわざの英語訳であり、英語特有の表現ではないので、日本のことわざとして説明する必要があります。
「まな板の鯉」の他の英語表現
“at the mercy of the fate.”
運命の慈悲に身をまかせる
⇒まな板の鯉
mercy:情け、慈悲
at the mercy of~で「~の意のなすがままに」というイデオムです。