photo by Don McCullough
「同じであるから安心。違いがあると、恐怖を生み出します。」
「類は友を呼ぶ」の英語
「RUIWA TOMOWO YOBU」in Nihongo/japanese
“Birds of a feather flock together.“
一種類の羽の鳥たちは一緒に群れる
- 類は友を呼ぶ
feather:羽
flock:群れる
類は友を呼ぶとは、性格や気質など似た者同士は自然と同じところに集まるという意味です。よく仲がよくなんだか二人の雰囲気も兄弟のように似ている夫婦のことを「似た者夫婦」と言います。
友人や夫婦と一緒にいて気が休まるのは、自分と同じような考え方に共感してもらいやすいためです。なので、愚痴ばかり言っている人には愚痴っぽい友や配偶者が集まるし、前向きな人には前向きな集まりができやすい。
なので、
「誰々のせいで、自分の人生は不幸だ~」
といつも叫んでいると、集まってくる人は人生に悲観的で、人のせいにする友人ばかり。でも、自分を見ているようで居心地はいいんですよね。
育つ環境は選べませんが、もし将来豊かな人生を望むのであれば、これからの日ごろの言動は、自分で変えていかねばなりません。
英語では、同じ羽をもつ鳥たちは一緒に群れるということで、似たような人たちはお互いに一緒に集いやすいという意味です。伝えている内容はほぼ同じですね。
「類は友を呼ぶ」の他の英語表現
“Like attracts like.”
好みは好みを引き寄せる
⇒類は友を呼ぶ
attract:魅了する、(興味・注意などを)引き寄せる
自分の好みや考え方が磁石のように同じようなものを引き寄せるという意味です。
“Like breeds like.”
好みは好みを産む
⇒類は友を呼ぶ
breed:産む
“Great minds think alike.”
偉大なる心は同じように考える
⇒類は友を呼ぶ?
偉人・賢人たちは物事を同じように考えるという意味です。彼らは物の真理がわかっているので同じ結論に達しますが、逆に愚かもの同士も、
“Fools seldom differ.”
愚か者たちはめったに(意見が)違うことはない
と意見が一致するようです。