photo by Felipe Venâncio
美は見る人の目の中にありの英語
正直であることが最も良い方策
- 美は見る人の目の中にあり
美は見る人の目の中にありとは、「美」は絶対的なものではなく、見る人の心情や意識によって左右される非常に主観的ものだという意味です。
例えば、自分が子供の頃に人気のあったアイドルの写真を今見ても、なんだかパッとしないようにも思われますが、当時は大人気だったわけです。また平安時代の女性の美人像は現代と違って、色白のおちょぼ口、ふくよかな女性が好まれたみたいなんてのも。
平安時代を代表する美人に、世界三大美女に上げられる、小野小町(おののこまち)がいますが、現代の基準からすると理解しがたいものになってしまうかもしれません。
また、昔、日本人に人気がある海外の女優で、”ローマの休日”で有名なオードリー・ヘップバーンがいますが、アメリカではマリリン・モンローの方が人気があったようです。逆に日本人の中ではマリリン・モンローが大好きな人の方が少ないのではないでしょうか。
beholder:見る人
「美は見る人の目の中にあり」に似た英語表現
“There is no accounting for tastes “
(人の)好みというものは説明できない
⇒たで食う虫も好きずき
こちらは「見た目」のことだけでなく、音楽や味覚など、人の感覚が十人十色だという事をを説明することにも使えますね。
“Beauty is only skin deep.”
美しさは、皮一重の深さに過ぎない
⇒美人というも皮一重
⇒見た目より心
主に、人の外見上の「見た目」に注目し、外見上の美よりも、心の重要さを伝える時などにも使われたりしているようです。