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知識は道具である。
そしてすべての道具と同じように、
その効果というものは、使用者の手にゆだねられている。
-ダン・ブラウン(米国の小説家)-
「生兵法は大怪我のもと」の英語
「 Namabyouhouwa ookeganomoto」in Nihongo/japanese
“A little bit of knowledge is a dangerous thing. “
少しばかりの知識は(かえって)危険なもの
- 生兵法は大怪我のもと
生兵法は大怪我のもととは、多少知っている程度の兵法で相手に戦を挑めば、深い知識や経験のある者にコテンパンにやられてしまうように、かえって大怪我をする可能性があるという意味です。
若かりし頃。
「俺、むかし空手をやってたから」
なんて強さ自慢を吹聴していると、本当に強い相手に戦いを挑まれたときでも、後に引けなくなってしまいます。
そして、その結果は…。
英語の場合も同様に、何かの物事につき中途半端に知識や技術を聞きかじっただけで「自分はもう専門家だ!」と己の能力を過信する危うさを表現しています。
「生兵法は大怪我のもと」に似た英語表現
“A little knowledge is a dangerous thing.”
も同様の意味ですね。
これらの英語表現の由来は、
17世紀の英国の詩人・アレキサンダー・ポープの
“A little learning is a dangerous thing.”
少ない学びは危険なもの
という言葉から来ているようです。