photo by geraldbrazell (thanks a million, really!)
「最終的に咲けば、よいのです。咲けば。」
「大器晩成」の英語
「TAIKI BANSEI」in Nihongo/japanese
“a late bloomer“
遅咲きな人
- 大器晩成
bloom:花が咲く、栄える
大器晩成とは、”大きな器”というものは完成するまでに時間がかかることから、真の偉大な才能というものは花開き成功するまでに時間がかかるという意味です。
「あいつ、もう出世して課長になったんだって。」
「大丈夫、お前は大器晩成型だから。」
いまの物事がなかなかうまくいかないと嘆く人を慰めることにも用いられたりしますね。
英語の表現の方は、主に語学や読み書きまたは社会的な意思疎通が同学年の子どもと比べて遅い児童に用いられたりします。
代表的な例としては子供のころは学校の先生から”遅れている”評価を受けた発明王、トーマス・エジソンなどがいます。
またそれとは反対に、
“Early ripe, early rotten.”
早く熟すものは、早く腐る
ripe:熟した、成熟した
rot:腐る
があります。
これは突出した才能や知性を持っている子供も、大人になる頃にはそれらを失っているだろうという意味です。早熟の天才というものは、子供ころから人並みの努力をしなくても物事を達成してしまいます。
その結果、調子に乗って努力しない人になってしまったり、または周りの人に合わせるという社会性が身につかず、「本当の困難」が訪れた際に乗り越えることができずに、その”器”を真意に完成させることなく、いがいと平凡な一生で終える人も少なくないようです。
世の中で活躍している”真の天才”達は、その才能におぼれることなく努力し続けているように思われます。
「大器晩成」の他の英語表現
“Great talents mature late.”
偉大な才能は遅くに成熟する
⇒大器晩成