photo by William Brawley
「風邪を侮ることなかれ」
「風邪は万病の元」の英語
「kazewa manbyouno moto」in Nihongo/japanese
“A cold leads to all kinds of disease.“
風邪はすべての病につながっている
- 風邪は百病の長
- 風邪は万病の元
lead to~:~につながる、~に導く
disease:病、疾患
風邪は万病の元とは、風邪はあらゆる病気(万病)の原因となる可能性があることから、『たんなる風邪だ』と侮るべきではないという意味です。
一般的にカゼというものは、ウイルスや細菌が鼻や喉に感染することで起こる、上気道炎のこと。何か重大な病である場合でも初めは同じような症状がみられたり、または風邪から合併症などにより重症化する可能性もあります。
風邪をひいて過度に神経質になる必要はないでしょうが、養生せずに不摂生を続けるようなのは問題です。また、安静にしているのに長引くようなら迷わず医者に診てもらいましょう。
英語表現の方は、説明的(直訳風)な英語となっています。
“disease”(病気)を用いた英語表現
“Whatsoever was the father of a disease, an ill diet was the mother.”
病の父がどんなものであれ、不健康な食事がその母である
whatsoever:どんなものであれ
ill diet:不健康な食事
-ジョージ・ハーバート(17世紀・英国の詩人)-
『我々の病気の半分の責任は、普段我々が食べているものに原因がある」、と今から400年以上前の人が言っているのは大変興味深いことですね。
“Sometimes the cure is worse than the disease.”
時には治療がその病よりも悪いこともある
分かりやすいのは”adverse effect”(薬の副作用)です。問題に対する処方を間違えれば、かえって問題を悪化させてしまうことがあることを戒めています。